つづき。
一方その半年後東京に行き、別の骨董屋さんに旦那さんと一緒に行きました。
そこも、こぢんまりしているけれど、とてもいい空間。
はるばる東京に来て、最寄りの駅から遠いし、分かりにくかったけど、来てよかった〜。
で、同じくこの空気と感動を持ち帰りたく、少しだけ写真を撮らせて頂けないかと思い、お店の人に聞いてみました。
すると同じように店主さんが「どうしてですか?」と聞いてこられた。
私達は「いや、何かに使うわけではなく、あまりにいい雰囲気だったので、思い出に....。」と答えたら、怖い顔で「お断りします!!」と言われてしまった。
こちとら真剣に店やってるんだから、思い出ごときに写真撮られちゃ〜困る訳よ、とでも思われたのでしょうか。何にせよ、撮っていいかどうかを聞いただけで、撮影禁止ならばそれも当然。...だけど、そんな怖い顔しなくても...
その後店内をじっくり見て、店を出てから、せめて外観だけでも記念に...と思い、外観の一部を撮っていたら、なんと、中から雨戸を「ピシャッ!」と閉められてしまった。
その日は一日中なんだかやるせない気持ちでした。自分も反省したり。
それから一度もそのお店には行っていません...。(怖くて、よー行かん;)
時間がたった今、思うことはいろいろありますが、やっぱり、感動や刺激や思い出が持続して、何らかの形で来て頂いた人の心が動くならば、少しの写真はO.K.じゃないかなぁーと思ったりします。
もちろん、他のお客様の邪魔になったり、夢のような空間を現実に引き戻すような撮り方をしたり、悪用は困りますが(悪用って何だろう?)。
Nero.に関しては、まだ来ていらっしゃらないお客様の楽しみをとっておくために、全体写真だけはお断りするようにしました。(ワンショットで「以上。」な作りなものですから...:)
昨日の蓋は開けると裏側が素敵な変色具合。実は、冊子の最初の写真はこれでした。