こういう不思議なものを、日本のとっても田舎の骨董市で見つけたりすると、そこに来るまでの経緯をいろいろと想像してしまいます。
重みのある銅のプレートに刻印されているのは、アメリカのコインの愛称。
nickel=5セント
dime=10セント
quarter=25セント
このプレートが、日本の古いキセルや、剣山や、うちわや、火箸などの、べたべたの和骨董品の中にまぎれているのを見つけた時は、まるで間違い探しに気づいたような感じでした。
田舎のおじいさんが、孫のアメリカ土産にもらったものを大事にしていたものでしょうか。
それとも、変わり者のアメリカ人が、日本の田舎で暮らして使っていたものでしょうか。
はたまた、アメリカの米軍基地などで使われていたものでしょうか。
未知なる経緯をたどって、ご縁があって、今は私の手元にあります。