G.W.も架橋。1週間ほど家をあけただけで、庭の草木はボーボーと茂り、緑の色は深くなって、ぐんぐんこちらに迫って来る感じ。
四季って、たかが四つに季節を分けるにはあまりにも無謀だと思えるくらい、家の中から見える景色は日々、色を追って変わっていく。遊びに来る鳥や昆虫の種類も同じく、季節と生命の移り変わりを実感する。
...とまぁ、久々に固い前置きを書いて疲れましたので、雑貨の紹介をひとつ。(笑)
尊敬すべき有名建築家I氏に設計して頂いた、我が家は、ちょっと変わった作り。ほとんどの壁は斜め、1階から地下1階のリビングが眺め下ろせるガラス張りの作り。森に向かって建つコンクリート造です。コンクリートという無機質で前衛的な空間に、私はあえて骨董や古い木のインテリアを合わせることで、「かっこよさの中にある崩れた可愛さ」(これ、私のライフワークテーマね。)を作るようにしています。
今日のようないい天気、屋上(屋根の上ともいう)に上がって、新緑のに.ほ.い.を嗅ぎたい衝動にかられます。
1階のワークスペースにある、屋上に続く細長い窓。この窓は、手をのばして何とか届く高い位置にあって、自力では外に出れません。窓からは空しか見えない、あえてこの高さが気に入っています。
秘密の窓に上がるには、木の脚立がなければ上がれません。ギシギシと、ちょっぴり不安定な木の脚立は目黒の骨董屋で手に入れたもの。
今日も空に続く階段をよじ上って、生茂ったドングリの大木のかほりを嗅ぐのでした。
あ、花粉が飛んで来た!
ヒェ〜ックシュン!!