昨年、パリで見つけてきた、古いポット。
手におさまる程よい大きさ。
ピューターの重みと、木の取っての柔らかい曲線が、絶妙で色っぽい。
手でこすったら、煙と共に何か「魔王」的なモノが出てくるのではないかと思わせる。
魔王と言えば、最近、地上波でハクション大魔王を放送しているので、時々録画してます。
これが、なかなかどうして、改めて見ると昔とは違った視点で面白い。
まず、絵や背景が昭和の挿絵みたいで可愛い。
ストーリーも道徳的だしね。
使える魔法が中途半端だしね。
魔王ハゲてるしね。おっさんやしね。
合間に出て来る「それからどした」おじさんの声がキンキン(愛川欽也)だしね。
とにかく人を傷つけなくていい!
それから1つ思い出したのは、私の子供の頃からの「いい女」像がアクビ娘だったこと。
顔が可愛くて、色白で、知恵が回って、明るくて〜♪(主題歌そのままやないかい!)
笑い上戸でいたずら好きで、魔法が使えて、声も可愛くて...そして小さい。
子供ながらに憧れてたな。自分が持ってないものいっぱい持ってる!
そして今見てもやっぱり可愛いね。
だが、今はもういい大人なので(ここまでの内容で大人感は0だけど;)
女性としてのないものねだりは良くない。
それを超える自分の良い所を見つけて、それ全開で胸はって生きて行こうじゃないの。
体力かい?食欲かい?笑いかい?筋肉かい?
...灯油の容器を両手に持って軽々運ぶ姿は、他人から見たら魔法だと思うかもね。