実は今頃、イスタンブール(トルコ)で寝台列車にゆられている予定だった。
12月の頭、長らくキャンセル待ちをしていた、お正月のイスタンブール行きの格安チケットが確保できていました。あとは振込をするだけの状態。
にわかに忙しくなってきた12月。
でも相変わらず、やりたいことは山盛り。
あっちゃこっちゃやりすぎて、どれも地に足が着いてない感じ。
そんな中、大好きなアーティストのライブがあったので、遠くに住む妹をわざわざ呼び出し、ワクワクしながら小躍り気分で車で会場に向かいました。
車の中では音楽ガンガン大合唱♪
駐車場までは、予想外に空いている。
会場に近づくにつれ、いや〜な予感が...。会場が暗い!
息をのみながら、チケットを確認しました。
「はっ。一週間早く来てしまったっ!!」
...妹に平謝りしたのは言うまでもありません。カァー(←シラケ鳥の声)
さて、そんな風でしたから、何となく旅に出るのが良くない予感がしたのです。
イスタンブール→寝台列車でブルガリア→イスタンブール
という、またまた強行のスケジュールを組んでいたのですが、
この寝台列車が別名「泥棒列車」とも言われる、いわくの鉄道。
過去にイタリアのベローナでカバンをとられて、すったもんだした経験があるので、
ここはひとつ、おとなしく、まじめなお正月を迎えよう。
勇気を出して旅をキャンセルしました。
そんなこんなで、寝台列車で睡眠スプレーかけられてカバンをすられるのを逃れ、
無事今日も日本で生きているのです。...多分。