プロフィール
愛知県在住。
雑貨デザインディレクター、コーディネート、スタイリング、アンティークバイヤー。 趣味で集めた一期一会なモノはどれもエピソードがたっぷり。 ーー SHOP ーー 兵庫県姫路市で妹が営むカフェとアンティークのお店 Nero.(ネロ)のアンティーク担当。 ※2014年2月より営業日時が変わり平日も営業しています。 定休日:毎週木曜日と、月一回金〜土曜休み ーー リトルプレス ーー コレクションの一部をまとめた、小さな冊子を作りました。全国の素敵なshopで販売中です。↓ *雑貨な冊子の取扱い店一覧* ーー 過去の展示会 ーー 2007.6. 月日荘にて 2012.6.Oogiにて *メールはこちらから* 画像はOILdesignに帰属します。 リンクはフリーです。 以前の記事
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さて、DMの発送もぼちぼち終わり、展示会まで残すところ約10日。
ところでDMに無用の長話が書いてあるのですが、小さすぎて読めへんやん? ...というわけで、ここでその長話をご紹介したいと思います。長いので覚悟あれ。 おそらく自分なりのこだわりと奇跡的な縁があって、こうして好きな物に囲まれているのだと思う。こういう機会に、魅力を感じて集めてきたものが何なのか考えてみる。そもそも今になってそんなことを考えている時点で、これまでなんと感覚だけでやっていたんだと思われそうだけど、いや、その通りよくご存知で、としか言いようがない。そしてそれらのおおかたのものは「ま、いらないっちゃー、いらないねぇ。」と言えるような不必需品。使える道具でもなければ、むしろ、穴があいている上に浅すぎるバケツとか、くすんで見えない双眼鏡だとか。あえてそういう全くもって気の利かないもの。こういうのを世の中では「無用の長物」っていうんだろうね。でも、そんな言葉の響きもまんざら悪くない。当てはまる言葉を他にも探してみたけど、「宝の持ち腐れ」でないことだけは確かだった。ひらきなおって、無用の長物を辞書で調べてみたらば、出ました「あっても役に立たないどころか、かえって邪魔になるもの」と。ありゃなんともひどい。そのついでに、もうひとつ興味深い言葉が目に飛び込んで来た。それは「無用の用」という言葉。中国の偉い人のお言葉で、人は役に立つものの使い道は理解し大切にするが、実は役に立たない無用とされるものの方に、却って真の用があるということらしい。確かに気がつけば、用のない、見た事もない、使い方も理解できないものに自分が囲まれているのは、そういうものの方が妙な可能性を秘めているからのようにも思える。などと考えている内にいつしか、私にとって「無用の用」という言葉は思いのほか奥深いものとなって、まぁ自分に都合よく解釈しつづけ、しまいには、「全てはこの言葉の中にあるね。これでいいのだ。」という所までいきついた。...のだけれど、あれ?そんな簡単に正解出しちゃっていいわけ?問いかけもないままに、たった4文字の言葉に置き換えてしまっただけでは、これ以上の展開はない。いや、いろいろ遠回りして、まるでぴったりと枠に収まったようだれども、この辺でもとに立ち戻ってみようよ。そもそもニュアンスが面白いし気に入った言葉というのは「無用の長物」だったわけで。のらくらと無駄な話をしていく内に、いいなぁと思っていたニュアンスは流動していき、ばかばかしく横道にそれたり、そのそれた道からまた話が続き。日々の殆どはそういう長話だけど、そうこうしている過程が麗しい時間だったり。いつもそうやってきたじゃない?そして、それらをまとめると最終的に形になる。 そうだ、無用の長物・無用の長話、どちらもやっぱり用がおお有りだ。 そんな感じで、感覚的に集めてきた無駄なものを、感覚的にまとめあげるのが目指すところでしょ。 ...というわけで、ありのまま、無用の長物と、無用の長話で構成された展示にしようと。 展示会の様子はこの辺りの日記にて。
by OILdesign
| 2007-05-27 23:59
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