そのお店は木曜日しか開いていない。
16区の普通のマンンションの扉を開けて、更に、インターホンで門を開けてもらい、
中庭を抜けて更にその奥に進んだ所にありました。
マダムと小さな犬が迎えてくれました。
扉の中に入った瞬間、息を飲むような素敵なアンティークの世界。
マンションの一角の小さな部屋だけれど、独特の空気感。
きっと、売るためでもなく、誰かのためでもなく、自分のための空間。
さすがに、中の写真を撮らせて下さいとは言えませんでした。
空気感と共に、目の奥の記憶の中に刻んでおきたいと思います。