骨董屋さんに足しげく通い始めた頃、このスプーンのようなものをよく見かけました。
最初はいったい何か分かりませんでしたが、面白い形をしているし、なかなかいい味を出しているので気になっていました。
後で分かったのですが、これはお茶の道具。(陶芸の道具か何かと推測していましたが、大はずれ。)
炭の粉を炉に巻いたり整えたりする、炭道具なんです。
大さじ中さじ小さじと持っているのですが、この柄の部分の素材に注目!
手前は竹でできています。これは、火鉢や丸い風呂釜(お風呂じゃないよ)用。
奥の大きいものは木でできている方は、囲炉裏や炉団用なんだそうです。
やっぱり茶の湯は奥が深いのでありました。
中学の頃習っていたんだけどなぁ ...。すっかり忘れてしまいましたとさ。